あけましておめでとうございます。
去年は大変な一年でしたが、今年は皆で力合せていい年にしましょう。
2012年最初のライブはとても晴れたとても寒い日でした。
空にはぽっかり雲が浮かんで、まさに冬晴れ。
気持ちのいい天気にライブが出来るのは誠に幸せな事ですね。
今年も皆さんのいい演奏を沢山聴きたいです。
本日のメニューもまたスタッフのよしかわさんの手書きです。毎度毎度可愛らしくて素敵です。
風が強かったのではためかない様にテープで止めています。
新年から会場は超満員で、立ち見までして頂いて申し訳無いと同時に誇らしい気持ちになりました。
期待に応える素晴らしい演奏者達が集いましたので、舞台監督としてはこの上ない幸せであります。
1、いつも何度でも
2、みにくま on ららる♪
3、ひっこし
4、鞦韆(ぶらんこ)
5、バンディリア旅行団
6、ポケット
【アカシェさんから一言】
とてもすてきな時間をありがとうございます。
あき
キンチョウしましたが楽しかったです。もっとレベルアップして、また参加したいです。
さえ
【ライブダイジェスト】
まさに「おもちゃ箱」ユニットアカシェ。以前に見たときと楽器構成が全く違っており(前回はギターとキーボード)、今回はトイピアノとウクレレ登場。びっくりしました。
演奏は、緊張感は伝わってくるものの、全体から漂うほんわり感でコーティングされており、受ける印象は寝室のおもちゃ箱。子供の寝静まった頃に、そっとおもちゃが顔を出して踊り始める様子が目に浮かぶようです。カバーの選曲も一筋縄で行かないセンスの良さで聞かせますし、オリジナルもしみじみ良い曲でした。わたくしが一番好きなのは既存ボサノバに歌詞を乗せた「みにくま」。わくわくします。
植竹正彦
1、家に帰ろう
2、12月の記憶
3、道の上、空の下
4、幸せのかたち
6、老人と犬
【植竹正彦さんから一言】
以前にガールフレンド(美人)が言っていました。
「雨が降らなければ虹は見られない」
今日、皆さんのおかげで虹が見えた気がします。サングラスの中、自分の体から立ちのぼる湯気を見誤っただけなのかもしれませんが・・・。
何にせよ、ありがとうございました。
【ライブダイジェスト】
皆が震えている最中に、演奏中冷房を所望した唯一の漢。まさしくヒートアップしておりました。
豪快にかき鳴らしているようでいながら、物凄く緻密な演奏をしているという、まさに相反した印象を受けるのが植竹正彦の面白い所。「12月の記憶」では毎度ため息しか出ないピック1本での緻密なスリーフィンガー風演奏を展開したかと思うと、「道の上、空の下」では繰り返しのフレーズでテンションを高めていくプリミティブな演奏を繰り広げる。それぞれの曲にふさわしい技術を必要なだけ取り出し、決して見せびらかさない、使い過ぎない。さすが江戸っ子。あと、最後に久々名曲連続コンボはとても感動的でありました。
織香瑠 with KAZUKI
1、冬
2、片っぽ耳飾り
3、聖母たちのララバイ
4、また、愛たいね・・・
5、腕のなかのララバイ
【織香瑠 with KAZUKIさんから一言】
久しぶりの音蔵さん、緊張しましたがうたえてうれしかったです。スタッフの皆様ありがとうございました。
さちこ
緊張の上風邪も治りきらずのコンディションでしたが楽しく歌う事が出来ました。皆様ありがとうございました。
かりよん
真新しいPA環境で演奏させていただきありがとうございました。
KAZUKI
【ライブダイジェスト】
以前から、完成度の高さでは他の追随を許さないバンドでありますが、今回もまた錬度に磨きの掛った演奏で圧倒されました。Voのかりよんさんの歌唱はただ上手いだけではなく、曲を愛して噛み砕いているのが伝わってきます。ただ小手先の歌唱力で歌っている人には真似出来ないと思います。さちこさんも獅子奮迅の働きでギター、ピアニカ、そして超絶テクのコーラスで下支え本当にいいコンビです。音が気持ちいいです。そして名ギターリストであるKAZUKIさんの曲に寄り添うギターがこれまた完璧。これだけのギターに加えて名曲「腕のなかのララバイ」の作曲者とは・・・恐れ入りました。
ダイスケ
1、どうして僕は旅をしているのだろう(猿岩石)
2、今日が始まる音がする
3、ひとめぼれ
4、いつまでも
5、トンカツ定食
【ダイスケさんから一言】
ありんこの雄一さんがステキだった(ハート)
というのは冗談で
他の出演者の方々が皆とてもすばらしく、僕も気合を入れて演奏させて頂きました。
このような機会を与えて頂きありがとうございました。
【ライブダイジェスト】
乙女心と子供心をふんだんに持っているシンガーソングライターです。
とは言いながらもその内容は幼稚とは程遠く、深遠極まる内容で、どれもこれも名曲です。
しょっぱな猿岩石の曲で煙に巻くのかと思いきや、これまた完全に自分の懐に引き寄せてしまっており、まさにダイスケ節に変換しておりました。
どれも等身大で、誰もが思い当たる節の有る切なさを感じる曲達なのですが、そんな中で圧倒的な存在感を示す地球規模の名曲「トンカツ定食」。題名からは想像もつかないデカイ曲であります。食物連鎖を題材にした曲ですが、そんな理屈でなくとも胸に残る素晴らしい曲です。
Chai
1、月と猫
2、金魚
3、赤い靴
4、とおりゃんせ
5、Waltz of the idea
【Chaiさんから一言】
寒い中お越しくださった方ありがとうございました。
今日も手がふるえました。
つー
いろんな事考えながらうたいたかったかったけどまっしろで無理でした。
ありがとうございました。
のっこ
【ライブダイジェスト】
どうしたらこういう天才達が生まれるのか不思議。頭の中を開けて見てみたいです。
毎回毎回驚かされますが、植竹氏の言った「人は同じ所に留まって居てはくれない」という言葉が思い出されます。
今回はトイピアノが登場しましたが、それはこの最後の「Waltz of the idea」の為の伏線。そしてこの人形軍団もまた然り。以前「とおりゃんせ」で一大フィーバーを巻き起こした事は記憶に新しいのですが、今回もまた「Waltz of the idea」でやってくれました。人外達の踊るような世界にぴったりの少し不気味で、美しいワルツでありました。その発想力は無限大です。